紺野道昭通信

ぶれない判断軸を持つために 宗教・哲学③(定期発信-Vol.236)

6. 正しいことを正しく

 私の死後に会社がどうなるか。

 現生において正しいことを正しく行なっていれば、その先もお天道様がみてくれていると思います。

 もちろん科学的根拠はありませんが、最後はそこなのではないかと考えます。

 会社が残すべきものは、人です。

 人が残れば、商品やサービス提供も続けられます。

 人が育てば、文化が残ります。

 文化が残れば、会社も続きます。

 だから私は「人づくり」を最優先しています。

 人が雑になったときに会社は崩れ、礼節が消えた瞬間に信頼が消えます。

 これはどのような業界、業種でも変わりません。

 死を意識すると、とりわけそのように思います。

 お墓に入るとき持っていけるのは、名刺でも数字でもなく、どう生きたのかだけです。

 

7. 思い立ったが吉日

 私の座右の銘です。

 やらないと後悔しますが、やった後の失敗は直せるし、そこから学べます。

 もちろん全部がうまくいくわけではありませんが、やらずに想像だけで終わるのが一番もったいないと思います。

 

 重要度と緊急度について話すことがあります。

 仕事で最後まで残るのは、重要でも緊急ではないことです。

 理念浸透、人材育成、整理整頓、社風醸成、大抵ここに入りますから、意識して拾わないとずっと残ってしまいます。

 先送りはやらないと同義です。

 経営は、晴れている日に備えを欠かさない仕事でもあります。

 即ち対処より予防であって、台風や感染症にも慌てない工夫を事前にするほうがいいのです。

 経営も同じです。

 崩れてから立て直すのは、何倍もエネルギーが必要です。

 だから私は今日も、思い立ったら吉日、晴れの日に備えを欠かさない、この二つを自身に云い聞かせています。